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日本型リベラルアーツの推進で教育大改革を

自啓共創塾の塾生募集について

次世代リーダーのための「日本型リベラルアーツ塾」・自啓共創塾の塾生を下記のとおり募集します.

 

お陰様で50名を超える仮申込みを頂きました。 

4月19日の段階で、一旦仮申込みの受付を終了させて頂きます。

 

次世代リーダー養成が喫緊の課題

地球環境の破壊、経済格差、民族紛争など、世界は文明崩壊のリスクを高めつつあり、今後の人類は、AIの力を道具として使いつつ、人間のあり方を極める「統合智」を発揮して危機を克服していく必要があります。そのために統合智をもたらすリベラルアーツ教育がますます重要となっており、世界ではその方向への改革が進みつつあります。日本ではこのような潮流に大きく出遅れています。縦社会の弊害が顕著な日本では、専門人材に加えて、さらに、高い視座と幅の広い人間力を備えた所謂「人物」の輩出が希求され、そのような官民の次世代リーダーの養成は喫緊の課題となっています。

このように教育改革の方向としては、デジタル×AIのための理系教育に止まらず、リベラルアーツ教育の充実が、待ったなしの状況にあります。

 

今、求められるのは「日本型リベラルアーツ」

その上でさらに、日本の次世代リーダーに求められるのは、世界や社会への新しい価値創造です。ギリシャ哲学に由来する欧米流のリベラルアーツを導入するだけでは、人類社会に日本ならではの新しい価値を創造する貢献はできません。如何に世界の知識を吸収しても、こころの基盤に自らの歴史を経て形成された精神文化の土台のない状態では、世界や社会に貢献する力は生じません。明治以降始められた近代化のための学校教育、進学教育の以前に、日本の長い歴史の中で蓄積されてきて幕末までに存在していた真の人間力養成の教育システムを再評価し、「日本型リベラルアーツ」教育として、再興築していく必要があります。「日本型リベラルアーツ」は、①全ての学問のベースとして、早くから学ぶべきもの、リーダーを役割と考え、全ての人が学ぶべきもの、「日本のこころ」の源流に立ち、世界に価値をもたらすもの、です。

 

参加者の「自調・自考」を促す「自啓共創塾」

 一般社団法人世界のための日本のこころセンターでは、この度、「日本型リベラルアーツ」推進委員会(共同議長、荒木勝岡山大名誉教授、田村哲夫渋谷学園理事長、尾崎哲野村アセット会長等)を立ち上げ、全国の「日本型リベラルーツ」活動を支援するとともに、独自にも、以下のような「次世代のリーダーのための『日本型リベラルアーツ塾』・自啓共創塾」を開設することとなりました。

 「『世界のための日本のこころ』その源流を探り未来の夢を共創する」というテーマで、参加者が「自調・自考」して肚に落とす機会を用意するものです。未来への夢と自信を共創していく機会です。複数の塾頭やアドバイザーが、ともに学ぶ伴走者として参加します。

原則として15歳以上50歳未満の若い大人の層(企業人、教育関係者、学生等)を対象とし、令和3年5月25日(火)から 令和31221日(火)までの火曜日、月2回、

19002100 全15回、ZOOMを使いオンライン開催を予定しています。

 

第一回「日本型リベラルアーツ」推進委員会の開催  2021年2月20日16:00~17:30

「自啓共創塾」を推進し、全国的な同種の私塾等の活動を支援して、日本の次世代リーダー育成基盤の再構築をめざす組織として、「日本型リベラルアーツ」推進委員会(呼びかけ人下記)が設置されることになりました。

荒木 勝  岡山大学名誉教授・東京逍遥塾塾長、

田村哲夫  渋谷学園理事長 

尾崎 哲  経済同友会幹事・野村アセットマネジメント会長 

栗原康剛  Japan Prideイニシアチブ発起人 

   土居征夫  世界のための日本のこころセンター代表理事

今日本ではデジタル化とAI化の世界に遅れを取らないための教育改革が進みつつありますが、それだけではコロナ禍後の日本の再起は望めません。デジタル技術では改善・合理化しかできず、社会に真の価値をもたらすイノベーションは不可能です。

世界はAIを道具として使う統合智をもたらすリベラルアーツの方向に改革の梶をきっているのに、日本は周回遅れで出遅れています。

いま日本の一部の大学等では、リベラルアーツ教育導入の動きは始まっていますが、ギリシャ哲学に由来する欧米流のリベラルアーツ(自由で能動的市民となるための基礎的教養)を導入するだけでは、人類社会に日本ならではの新しい価値を創造する貢献はできません。

 如何に世界の知識を吸収しても、こころの基盤に自らの歴史を経て形成された精神文化の土台のない状態では、世界や社会に貢献する力は生じません。

明治以降始められた近代化のための学校教育、進学教育の以前に、日本の長い歴史の中で蓄積されてきて幕末までに存在していた真の人間力養成の教育システムを再評価し、「日本型リベラルアーツ」教育として、再興築していく必要があります。

 「日本型リベラルアーツ」とは

①全ての学問のベースとして早くから学ぶべきもの

(欧米のように大学等の高等教育だけでなく初等中等教育段階から)

(知識・論理に加え、感性、直観・身体智が、専門智に加え統合智が不可欠)

②リーダーを役割と考え全ての人が学ぶべきもの

(日本はリーダー層とフォロアー層が固定化している社会ではありません)

 ③「日本のこころ」の源流に立ち、世界に価値をもたらすもの

 

・Zoomミーティングのオンライン:オープン坐禅会を、毎週木曜日、朝6:30~7:00に実施しています。

 出勤前の30分間、坐禅を生活習慣に取り込むことで、こころの力を蓄え、激動の時代を乗り切りたいとの企画です。

 イベントの予定欄をご覧ください。

 

「日本のこころの源流を探る」討議用参考資料(第一版)を作成しました。

 当分の間、無料で頒布します。イベントの予定欄をご覧いただき、事務局にメールで請求ください。

 下のファイルからダウンロードもできます。

  

「世界のための日本のこころ」研究会を、5月9日から12月まで開催しました。

  イベントの実施報告欄に最終報告を記載。

  5月23日の第二回研究会、 6月27日の第四回研究会、7月11日の第五回研究会、7月25日の第六回研究会、

  8月29日の第七回研究会、9月12日の第八回研究会、9月26日の第九回研究会、10月10日の第十回研究会

  10月24日の第十一回研究会、11月14日の第十二回研究会、11月28日の第十三回研究会、12月12日の第十四回研究会

  12月26日の第十五回研究会(最終回)。

  

 

「芝公園オープン坐禅会」の次回4月の予定はコロナ対策で延期します。コロナの関係で今後の予定は未定です

  上記のズーム坐禅会への合流をお願いしています

 

 

毎月第四水曜日「日本橋オープン坐禅会」の予定は、毎月第四水曜日の18:00~17:30です。

 次回の予定は、2021年2月24日です。

 

 

これまでのイベント実施報告、今後もその速報は Facebook に掲載しています。

Japan Foward の会員となり、下記の投稿をしています。

   https://japan-forward.com/supporters_voice/

 

その他イベント一覧はこちらから


1.「日本のこころ」は世界のつながり

日本が長い歴史の中で培ってきた「こころの文化」には、「つながり」「自然との共生」「個と全体の調和」「おかげさまのこころ」といった、これからの社会や世界を構築していく希望のビジョンにつながるものが、必ずやあるのではないかと感じます。世界では、とくに最近分断と対立がすすみ、人々のこころには不安が増しています。

 

北朝鮮問題、中東における紛争の拡大、ヨーロッパでの民族対立の拡大、アメリカでの社会や政治の分断、世界中(日本を含む)での格差の拡大がそれです。これからの人類社会には、このような不安を乗り越える希望のビジョンが必要ですが、世界を見わたしてみるとき、そのヒントは日本のこころの中にあるのではないでしょうか。

 

 

2.「日本のこころ」について考えてみよう

日本のこころの文化とは何かを、いま改めて、みんなで考え、世代を超えて学び、次世代へ継承するとともに、海外の人びととも交流しながら、世界に発信していける場があるとよいのではと考えました。

 

 

3.海外の人も大きな関心

海外からの訪問者も急増しており、訪日外国人の日本文化への関心は高まっています。それに伴い日本文化の根源に触れる機会を文化財の見学に求めるだけでなく、現代日本人の生活文化の中に浸透しているような、いわゆるクールジャパンのこころの文化を探索される人々が増えています。

 

例えば、四季折々の感受性の発露は何か、武士道やZenの根源は何か、おもてなしや助け合いのこころの淵源は何かなどを、外国人自らが体験できるような場がさらに求められています。

 

 

4.子供や若者も学び体験できる場を

一方、日本の子供や若者も、長い歴史を経て培われてきたこころの文化に触れる機会が少なくなっています。京都や奈良、鎌倉や金沢といった古都を訪問するだけでなく、東京にも修学旅行などの機会に、伝統文化を身を以て体験したり、その一端に触れることは、先人たちが築いてきたこころの文化を再発見する良い機会になります。

 

東京オリンピックを控えて、若者を含めた日本人が、未来に向けて日本のこころの文化を学び、また海外の観光客や在日外国人が、日本文化のこころの一端に触れることができる情報交換や体験の機会となる場をつくれないか、と考えました。

 

 

5.若い世代がアイデンティティと自信をもち、世界の先頭に立ってもらいたい

日本のこころの文化を通して、世界の危機を乗り越えよう。

 

世界中の多くの人々は、世界的な規模で貧富や身分の格差と社会の分断が急速に拡がり、人々の対立が深刻化していると感じ始めています。世界中の至るところで暴力と対立感情が高まる中で、人々のこころの中に不安の影が増しているように思われます。

 

これからの人類社会には、このような不安を乗り越える希望のビジョンが必要ですが、世界を見わたして、そのヒントは日本のこころの中にあるのではないかと思います。もちろん具体的な政策や制度の問題がありますが、大事なのはその前提となるビジョンであり、世界観です。

 

私たちは、世界の宗教対立、軍事対立、経済対立を解決し、平和な世界を構築することを望んでいます。青年協力隊は世界の貧困問題に取り組んでいます。私たちはひとりひとり自分の出来る範囲で自信をもって、世界の危機の解決に取り組むことが必要です。すべての人がこのような考えを共有しているわけではありませんが、日本のこころを学べばそのような確信にたどり着くと期待しています

 

希望を見出していくビジョンには、旧来のイデオロギーや政策と言われるものとは異なった発想(戦略や政策の前提となる基本理念・世界観)が必要です。そしてそれを創るのは、未来を背負う若い世代を含めた人間一人ひとりであり、私たち自身の問題ではないかと思います。

 

世界のための日本のこころセンター 

共同代表  土居征夫/根本英明